2011 年 2 月 19 日 

システムDC化

これまで、装置電源には利便性の観点から、一般家庭用100V/交流(AC)電源を用いてきました。
※電源は、電磁バルブと点火プラグに必要
燃焼不安定、不着火の要因を調べていくと、交流(60Hz)の周期(16.66ms)が主原因だということが分かってきました。

デトネーションを発生させるには、
 ・燃料と酸化剤の良好な混合
 ・適切な供給量
 ・適切な着火タイミング
 ・パージ量
などのパラメータを制御する必要があります。

作動周波数が低い(例えば、0.5Hzなど)場合は、60Hzの交流周期でも問題ないのですが、周波数を高くしようとすると、適切な制御が出来なくなってきます。
(16.88msに支配される)

AC-ACコンバータを用いて、交流周期を高めることも出来ますが、いずれ機体に搭載する時には直流(DC)電源化しなければならないので、この段階からDC化することにしました。

DC化に当たっての課題は、
 ・バルブ性能の低下(電磁力が低下)
 ・電力量に制限あり
 ・回路の組み直し(バルブ、イグナイタ、スイッチBoxなど総入れ替え) ※費用と時間がかかる
です。

約1ヶ月前に、準備に入り、本日、燃焼実験に成功しました。
結果、驚くほど制御性が向上しました。

「そんなことなら、最初からDCでやれば良かったんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、交流に悩まされたお陰で、デトネーション発生のための様々なことを知ることが出来ました。
最初からDCでやっていたら、実験はスムーズにいっていたと思いますが、“勘所”に気付かなかったと思います。

DSC05284a
         PD-GTE1(DC仕様)

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