宇宙旅行説明会
5月13日、名古屋で開催されたクラブツーリズム主催の「スペースシップ2で行く 宇宙旅行講座」に行ってきました。これまで、東京では何度か開かれていましたが、名古屋では初めてのことだそうです。
「宇宙旅行」が旅行商品として、どのように扱われているか?、またどのような人たちが聞きに来るのか?に非常に興味がありました。
参加されていたのは、ご年配の方中心に計7名(男性5名、女性2名)※当方を除く。
この説明会の様子は、当日の夕方のニュースで流れたのですが、その時のインタビューを聞くところ、会社の会長さんや、不動産を持っていらっしゃる方など、とのことでした。
内容は、クラツーさんが、この商品を取り扱うことになった経緯に始まり、運営をしているヴァージン社の説明、さらに機体や宇宙港の開発状況、最後は申し込み後の流れ・旅程などでした。
クラツー宇宙旅行担当:浅川さんに依りますと、現時点での申し込み(予約済み)者は、330名/40ヶ国、うち日本人は12名(ここで、申し込みの定義は、「料金を振り込んだ」ということ)だそうです。
最初の100名のみが100%の料金を振り込み、現在は75%以下での振り込みしかできない(金額によって、搭乗の順番が決まる)とのことでした。
因みに、「料金」に含まれるのは、以下の3つです。
1)約2時間のフライト(弾道宇宙飛行)
2)3日間の準備(母機での無重量訓練、健康チェックなど)
3)宿泊
参加者の皆さんの質問(心配事)の多くは、申し込んでから(お金を振り込んでから)のご自身の状況変化についてでした。
Q)今、申し込むとして、いつ実施される?
Q)申し込んだ後、死んでしまったら?
Q)現地の健康チェックでNGとなったら?
回答としては、「運送約款が決まらないと、正確なことは言えない」とのことでしたが、「運送約款が決まった段階で、契約継続の確認をする」とのことですので、この時点で判断ができると理解していいようです。
※キャンセルフィーは、現時点では最大5%とのこと。
今回、「宇宙旅行」をエンジニアリングの観点ではなく、旅行商品としての観点で話を聞けたことは、大変勉強になりました。弊社も早くこの段階の話が出来るように、開発を進めたいと思います。



5月 31st, 2010 at 8:44 PM
勉強になります。
全て払っている搭乗者の金額を合計すると20万ドル→2000万円×100=20億円
すごい利益ですね。失敗したら宇宙事業や宇宙旅行そのものが消えてしまいそうです。
ソユーズに搭乗するのに何億くらい払うのに比べれば安いですが、まだ乗る人は限られていますね。
頑張ってください。
6月 8th, 2010 at 5:13 PM
ケイティさん
コメント、ありがとうございます。
2000万円×100人=20億円ですが、そのまま利益になるわけではないです。
(運用するための燃料などの消耗品費のほか、維持運営などの経費がかかるので、利益は、この何十分の1と思われます)
また、SC社/VG社は、試作機開発に30億円、量産機開発/製造に100億円、宇宙港建設に(投資家からの調達だけで)280億円を投じていると言われていますから、すごい額です。
彼らは、非常に大きなリスクを背負っていると言えます。
弊社も追随するつもりですが、ここまで大きな資金を調達できる状況にないので、出来る範囲のことから順に広げていきたいと思っています。
今後とも応援ください。