2010 年 3 月 10 日 

次期試作機 X02

今年の目標は、次期試作機(X02)の製作と飛行実験です。

前回の機体は、エンジン、機体とも自作ではありましたが、技術的に新しいものを取り入ていた訳ではなく、飛ばして注目を得ることを目的とした「デモ機」でした。
その意味では、成果はあったかと思っています。

今回作るものは、飛行用の機体とエンジンは既製品を利用し、外部に別系統で弊社のコンセプトである「燃焼モード切替エンジン」を搭載します。

燃焼モード切替エンジンとは、単一のエンジンでありながら、空気中は、空気中の酸素を用いる空気吸い込み式エンジン(ジェット燃焼モード)として作動させ、空気が薄くなる高度では、搭載酸化剤を用いるロケット燃焼式エンジン(ロケット燃焼モード)として作動させるものです。

PDAS_Concept-thumb
【燃焼モード切替コンセプト】

従来は、幅広い速度領域や高度領域を飛行するためには、ジェットエンジンとロケットエンジンの二つのエンジンを別々に搭載、或いは組み合わせて搭載(コンバインドサイクルエンジンなど)する方法が検討されてきましたが、弊社はパルス燃焼の特性を利用することで、この二つの燃焼を一つのエンジンで行うことを考えてます。

まだ要素実験段階で、エンジン推力が十分得られないため、通常飛行と別系統でエンジンを搭載し、飛行中に燃焼モードの切替を行う計画です。
まずは地上実験にて、作動確認を実施し、機体搭載へと繋げます。

先週は、ロケット燃焼モード用エンジン(PDRE)の基本モジュール検討と、ベース機体の選定打ち合わせを行いました。

コメント大歓迎

  ««      »»  

Uses wordpress plugins developed by www.wpdevelop.com