燃焼モード切替エンジン(その2)
前回(2011.6.15ブログ)の続きです。
前回、
・ジェットエンジンは、おおよそ高度15km~20kmぐらいまでしか使えない。その先はロケットで。
・高度100kmへ到達するには、高度50kmぐらいまでに加速して、その先は惰性(勢い)で。
と書きました。
つまり、「高度50kmまでをどう飛ぶか?(どう加速するか?)」が、大きなポイントです。
方式として、大きくは
A) 途中までは空気があるから、途中まではジェットエンジンを使う。(その先は、ロケットエンジンを使う)
B) 最初からロケットエンジンを使う。
の2通りが考えられています。
A)の方式でも、それぞれのエンジンをどのように搭載するかで、2通りのタイプに分かれます。
A)-1 機体が1つ :
1つの機体にジェットエンジンとロケットエンジンを両方を搭載
—> ロケットプレーンキスラー社/ロケットプレーンXP、EADSアストリウム社/TBN
A)-2 機体が2つ :
ジェット機とロケットを別々の機体に搭載し、途中で分離
—> TSC社/スペースシップツー(母機ホワイトナイトツー)
| 【ジェットエンジンとロケットエンジン併用方式】 | ||
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| 機体が1つ (ロケットプレーンXPなど) Image credit : Rocketplane Global, Inc |
機体が2つ(分離) (スペースシップツーなど) Image credit : TSC |
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一方、B)の方式も、戻ってくる方法に違いがあり、いくつかのタイプが検討されています。
B)-1 ロケットで行って、帰りはカプセル(パラシュート)
—> カナディアンアロー社/カナディアンアロー
B)-2 ロケットで行って、帰りもロケット
—> ブルーオリジン社/ニューシェパード
B)-3 ロケットで行って、帰りは滑空
—> XCOR社/リンクスMkII
| 【ロケットエンジン単独方式】 | ||
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| カプセルタイプ (カナディアンアローなど) Image credit : CANDIAN ARROW |
ロケット着陸タイプ (ニューシェパード) Image credit : Blue Origin |
滑空タイプ (リンクスMkIIなど) Image credit : XCOR |
それぞれの利点、欠点を纏めると、次のような感じでしょうか。
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さらに細かく考えると…
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使用するエンジンや、機体の特性が各々異なるので、「どの方式が一番良いか?」は、簡単には決められません。各社、それぞれの考え方の下、「この方式が一番」と思うやり方で開発を行っています。
(いろいろな考え方、やり方があっていいと思います)
あなたなら、どの方式で飛びたいですか?
さて、いよいよ、次回は弊社のコンセプト(燃焼モード切替)を説明したいと思います。







