2010 年 4 月 21 日 

ハイブリッドロケット/ルール作り

先日、このブログで弊社がハイブリッドロケットの輸入代行をしていることを書きましたら、幾つか問い合わせを頂きました。

これまで、学生や一般の方が「燃焼式ロケット」として利用してきたものは、固体燃料(火薬)を用いた「モデルロケット」が主流でした。火薬類の取り扱いは、非常に厳しく規制・管理されており、ロケットの安全運用に寄与してきました。その反面、管理コストが掛かり、消費申請など手続きが必要になるなど、運用障壁となっていることも否めません。

ハイブリッドロケットは、燃焼式ではありますが、火薬を用いないため、現行法では規制対象となっていません。(高度規制はあります)その為、「火薬利用に対して、比較的大きな推力を得られ、しかも面倒な手続きが不要。だからハイブリッド。」という安易な考えに陥りやすい危険性をはらんでいます。

「ロケット」が多くの方にとって身近になることは、人材育成、技術力向上やコスト低減に繋がり、この分野の底上げとなるので、非常に良いことであると個人的には思います。一方、「ロケット」は、ともすれば殺傷能力を持ち、事故発生により人身事故に繋がる可能性が高いものです。

これらのバランスを取ることは非常に難しいところではありますが、規制=活動抑制との発想ではなく、規制→技術力向上(規制をクリアするために、何が必要かを学ぶことで、基礎力の向上に寄与する)となるような形にしていきたいと思っています。
現在、UNISEC(大学宇宙工学コンソーシアム/本部:東京)と連携しながら、枠組み検討を行っています。進捗につきましては、別途報告していきたいと思います。

コメント大歓迎

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